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2015
05.24

佐助 命の1年間  その2

Category: 佐助


その1からの続きです。


肥満細胞腫という病気が誤診だとわかり

佐助の父と母はこれからも佐助と一緒にいられる幸せを

どう表現していいのかわからないくらい喜んでいました。

 

そして秋の行楽シーズンはお出かけの予定がいっぱいでした。

 

しかしその楽しいお出かけの最中の事でした。

 

2014923

佐助が高さ1m位のデッキからとびおりたところ

ものすごい調子で叫びつづけ座り込んでしまいました。

 

抱き上げて落ち着かせた後様子を見ると左後ろ脚をつかないでびっこを引いていたので

 

通院→触診→レントゲン。

診断「左後ろ脚前十字靭帯断裂」。

フィギュアスケートの高橋大輔選手と同じだそうで

佐助はまだ2歳なのに年齢的には珍しいケースらしく

レントゲンを見ると後ろ足の左右の長さがかなり違う上に

左後ろ足の上部には骨折の跡が認められたのです。

 

先生のお話しでは

「まだ小さいときに自転車かバイクによる交通事故で骨折したのだろう(車だったらこの程度では済まない)

その時に膝上の骨が回転して本来の向きとは違う向きでくっついてしまった。

その不自然な形で負担がかかっていた上、体重が重すぎたので断裂したのだろう。

(佐助の体重はステロイドの副作用で増えてしまっていたのです。)

痛みはあまりないだろうが膝に力が入らないので本犬は気持ちが悪いだろう。

治療法として前十字靭帯断裂は体重の軽い犬ならそのままで様子をみるが大型犬は手術をする。

また膝上の部分の手術の必要があるかはまだ保留。

とにかく体重は減らす必要がある。日常生活ではしばらく散歩はダメ。」とのことだったそうです。

 

 

この報告を受け私はとても驚きました。

 

佐助は小さい時に事故に遭っていたのです。

それなのに適切な治療もしてもらえないまま放っておかれたのです。

私は小さな佐助がどれだけ辛い思いをしてきたか

どれだけ痛いのを我慢してきたのかと思うと

前の飼い主のその無責任さに今でもこうして文字を打つ手が震えるくらい怒りを覚えます。

 

 

 

 

旅行先の病院は整形の専門とはいえ今後の事を考えると通院が遠いので

肥満細胞腫でお世話になった動物病院に整形外科が専門科としてあったので翌日通院。

 

診断

前十字靭帯断裂は触診で判断できるが腫れていて診断できない。

2週間後腫れが引いてから再度通院。

 

 

 

2014104

通院

2週間経ってだいぶ腫れはひいているが、まだ跛行しているのは多分前十字靱帯断裂だろう。

もしかしたら後十字靱帯も損傷しているかもしれない。ということでレントゲンを撮る。

 

結果

やはり左後ろ足大腿部の骨がローテーションしているので

通常の手術の術式ができるか他の方法が可能なのか

大学病院での診察を勧められる。

 

 

 

20141016

日本獣医生命科学大学に通院。

問診、レントゲン、CTをとって詳しく見てから再度通院。

 

 

 

20141027

再度通院。その時はCTをとるために全身麻酔。

結果は

・左後ろ足の前十字靭帯は麻酔のかかっている痛くない状態で足を動かしてみたところ

損傷はあるが断裂はしていないのではないか。

 

・靭帯を補強するための骨の手術をするためには大腿部の手術が必要。

大腿部が折れて曲がってくっついているのでそれを直して真っすぐにする。

現在でも大腿部上部の軟骨が摩耗しているので佐助の年齢を考えると

これから10年以上この状況では歩行等に支障が出ると考えられるので手術した方が良い。

 

 

 

2014124

入院、そのまま手術。

佐助母のメールから一部抜粋して様子をお伝えします。

 

 

入院当日、9時に病院に連れて行き、「これから手術前の検査を行い、問題なければ2時過ぎから手術を行います。手術は大体4時間から5時間くらいです。手術後は3か月くらいで(スタスタ)歩くようになるワンちゃんが多いです。手術開始時と終了時に連絡します」とのことで、佐助の普段の生活(フードや排泄、人との関わりなど)について動物看護士さんとお話をした後いったん病院を離れました。230分過ぎにこれから麻酔をして10時半ごろ「手術終了しました。」と連絡をいただき佐助に会いに行きました。まず、先生から

手術の状況「本来あるべき位置と違うつきかたをしている大腿部の骨を2か所切って角度を直し、その上で前十字靭帯損傷のための手術を行いました」とレントゲン写真(手術前・手術中・手術後と何枚も!)を見せてもらいました。説明も手術もとても細かくて、本当に大変な手術を受けたのだと思いました。「大腿部の骨の成形に時間がかかり、途中で手術を2回に分けようかと思ったのですが、そうすると本人(佐助のこと)の負担も大きくなるし、麻酔の状態も、本人の状態も安定していたので、手術を続行しました」ということでした。手術時間は8時間!!手術終了後はICUに入る。人間と犬とでは痛みの状況は違うということで当日は痛むので鎮痛剤を使うが、翌日になると痛むはずっと和らぐということでしたが。1日入れば翌日からは通常の入院部屋に行けるということでした。

 

 

 

20141219

レントゲンを撮って大丈夫なら19日退院としましょう。となりました。

抜糸も済みましたが足の中にはプレートやたくさんの金属が入っています。

今はまだ手術した足を使わないでしょうが本犬は手術をした意味を理解していないので

そのうちに使い始めると思います。でもプレートがずれたりするのが怖いので1か月くらいは散歩もトイレくらいでやめてください。家でもできれば1畳くらいのスペースであまり動き回らないように。

1か月後にまたレントゲンを撮り今後月1回くらいフォローをしていきましょう。」というお話でした。 

 

手術は成功。佐助も入院前とあまり変わらず甘えてきてくれます。大きな手術だったのを物語るように手術をした足だけでなくお尻から背中あたりまで毛刈りされていて、傷跡が痛々しいし、佐助も3本足(入院する前は4本足使うことも増えていた)で手術した足は使わず歩いていますが元気です。食欲もありますし、トイレも問題なしです。今の様子の写真はちょっと痛々しいですが。これから1か月は安静に生活して、そのあとも先生のご指導をいただいてリハビリしていこうと思います。



2014年12月退院した佐助

 

2014-12IMG_0648.jpg  

 

20151

月に1回受診することになっていて、1月は大学病院の担当の先生の診察日に休みを取れなかったため

肥満細胞腫でお世話になった動物病院での受診。

「とても順調です。これまでは安静にしていたと思いますが、短めの散歩もして少しずつリハビリしていきましょう。」というお話をいただきました。それからは510分くらいの散歩を始めましたが、うちの中ではだいぶ元気…というより一人で興奮して大運動会で走り回る状態。大丈夫か!?とドキドキしていました。

 

 

 

2015212

大学病院で診察を受けてきました。レントゲンを撮った後、担当の先生から説明をいただきました。

「とても順調で、骨の状態もいいです。大腿部の骨は人工的に骨折させたような手術でしたが、その痕もほとんどわからないくらいにくっついています。膝もいい角度になっています。金属も抜けたりせずいい状況です。これからは散歩も階段の昇り降りも大丈夫です。ただ、大腿部の軟骨は手術以前に擦り減ってしまっているのでこれは増えません。現在は大丈夫ですが、年を取ると軟骨は減ってくるのでこれからのことを考えると、犬の本能として走りたいということがあるので難しいですが、あまり全速力で走り続けるということはしない方がいいと思います。それからもし骨密度が下がってくると金属が抜けてくるということも考えられるのでそうしたときは金属を外すということもあります。」

ということでした。軟骨のこと、金属のことは加齢とともに考えていくことなので、まあ人間と同じですね。全速力で走るというのは佐助の生活ではそれほどない(ドッグランで人が少なくて…という時ぐらいです)ので、たまにはいいのかなと思っています。

今後は手術後半年(5月)、1年後のフォローでよいということになりました。

ご心配おかけしましたが、どうにか大丈夫そうです。まあ、これからは体重維持というかちょっとダイエットが必要になると思いますが、ふつうの生活に戻せそうです。

 

 

↑ 以上 メールを抜粋させていただきました。

 

 

ハァ、、、良かった。

 

2月になると毛もだいぶ生えそろい手術の痕もわからなくなってきました。

2015-02-02IMG_0688.jpg



 

3月下旬には

ペットドッグを受け血液プラス全身の様子を診てもらった結果

肥満細胞腫もどきの物もなく全身健康。

血液検査の結果も何の問題もなかったそうです。

ただし、もう少しダイエットということでした。

2015年4月

2015-04-01IMG_0765_01.jpg  

 


2014
1月からほぼ1年間

佐助も佐助のご家族も大変な時間を過ごしました。

でも佐助のご家族は佐助がたいへんな病気であっても

 

 

これからもずっとうちの子でいて欲しい、

今後どんなことが起きても佐助を愛している気持ちに変わりなく

これからもずっと一緒に生きていきます。

 

と言ってくださり一生懸命めんどうをみてくださいました。

 

2015-04-02IMG_0726_01.jpg  

 

大変な試練を一緒に乗り越え

佐助一家は更に固い絆で結ばれたのです。


2015-04-03IMG_0674_01.jpg 
 


佐助はもう大丈夫。

なんにも心配することはありません。



 

肥満細胞腫の情報をお知らせいただきましたちばわんの皆様に

改めてお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。


 

そして佐助の父さん、母さん。

病気だから歳をとったからと放り出す人たちがいるもう一方で

こうやって最期まで大切に寄り添おうとしてくださる人もいる。

佐助はすばらしいご家族に迎えてもらえたと思い感謝の気持ちでいっぱいです。

 

これからもどうぞ佐助をよろしくお願いします。

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コメント
よかった、よかった。
佐助君、本当によかったね。

もう、なんだか言葉になりません。
ほんとによかったと思うばかり。
佐助君とご家族の1年間を思うと、その間どんな思いでいらしたかと胸が痛くなります。

でも今は幸せなんだもんね。
10年後に、あのときあんなことがあって大変だったね、
でもその後ずーっと幸せだったし、今も幸せだね、って
思い出せる日がきっと来ることでしょう。

佐助君、ずっとずーっと幸せにね。
それだけ、心から祈っています。
はなこdot 2015.05.24 21:44 | 編集
佐助や佐助のご家族にとって本当に大変な一年間でした。


怪我をしたと聞いた時私はオロオロしましたが
佐助の両親はもうそんなことには狼狽えることなく
得体のしれない悪い病気ではないのだからと、
なにをどうすればいいかはっきりわかっているので
今回はまだ気が楽だと、おっしゃられていました。

命に係わるような病気ではないということで
ドンと構えることができるのだと
とても頼もしく感じました。

大変なことを乗り越え佐助一家の家族の絆がさらに深まったように思います。

はなこさんいつもありがとうございます。
手の届かないような大先輩からコメントいただき
毎度恐縮しております。
天才うなぎいぬdot 2015.05.30 16:21 | 編集
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