栞が我が家に来て二日目。
こんなところにシッコやらかしたのは
新しい子がきて
やきもち妬いて
気持ちが不安定になったのでしょう。
片付ける私をじっと見ている七海。
「おかあしゃんは七海だけのおかあしゃんでしゅよ」
「ななちゃん、ごめんよ。」
前回の記事でも少し触れましたが
栞が階段を基地としていた頃は
その場所を守ろうとしているのか
七海が通り過ぎようとすると気に入らないようで
唸ったり首に噛みついたりして脅していました。
私に「ノー!!」と叱られると
わかっているのかいないのか
最初のうちはキョトンとしていましたが
だんだん私の怖い顔がわかるようになったらしく
叱られると悲しそうにその場をそっと離れて行きます。
七海は手加減はしているものの噛みつかれて
背中の毛を逆立て
ギャンギャン鳴き
隅の方に隠れてしまっていました。
何回かやられてトラウマになってしまったらしく
栞が階段にいると七海はそこを行き来できないので
私が栞を遮る壁になったり
抱っこで通ったりしてその場をしのいでいました。
違う場面においても
いつまた七海を攻撃するか不安に思うこともあるのですが
それ以外では今のところいざこざはありません。
栞が階段を卒業した今では
七海も自由に行き来できるようになり
でも七海はあまり栞には近づきたくない様子。
一度だけ栞がルンルン♪私に近づこうとした時に
突然七海がそれを遮るように
栞に向かって低い姿勢を取りお尻を高く持ち上げ
シッポをユラユラさせて何回も吠えたことがありました。
栞は迷惑そうな顔をしただけで
シュンとしていましたが
七海のあれは、なんだったのかなぁ。
「母ちゃんに近づくな」って思ったのかな。
七海が吠える事なんてほとんどないので
とっても驚きました。
犬にも感情があるのだとつくづく思います。
栞も七海も普段は我関せずで
二匹がくっつくことはないし
ケンカすることもないので
階段の通りかかりのところを栞が攻撃する前に
私がもっと注意してあげれば良かったんだな。
そしたらもっとお互い気持ちよく過ごせたかもしれないのに。
心の中にいろんな思いがあると思うけれど
犬たちは平和に過ごしてくれている。
本当に感謝!!